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CP羅針盤-54

CP羅針盤
54
著者
吉岡ゆうこ

地域連携薬局の立入検査

2022.06.15

2022年地域連携薬局の更新の時期が来ています。昨年申請が始まったのは東京都では6月でした。今年も更新申請の時期が6月から始まります。その更新の前に、東京都の薬局恵比寿ファーマシー(篠原理事の薬局)において、地域連携薬局の立入検査がありました。基本的に地域連携薬局は性善説で、届出書類を持って行って申請するだけで良いもので、更新に対しても実績は薬局機能情報提供制度への公表で判断するとなっています。しかしながら東京都では、今回地域連携薬局全店を立入検査するということです。これには地域連携薬局の許可を受けた薬局はチェーン店が多く、個店が少ないというのがあるのかもしれません。例えば申請時の提出物として、医療機関への情報提供文書は1例提出でよいのですが、本当に月30回以上行っているのかなど見たいのだと思います。東京都では健康安全研究センターというところが、地域連携薬局関連の業務を行なっており、当日は連携薬局担当のかた2人が来られました。私は薬局恵比寿ファーマシーの非常勤薬剤師ですので、立ち合いました。
あらかじめ電話連絡、その後メールで下記のようなチェックリストが送られてきていました。そのチェックリストを「日本コミュニティファーマシー協会の会員にもお見せしたいのですがよろしいでしょうか」とお伺いすると、「いいですよ」と許可がでましたので、ここに表示いたします。

 【送付用】チェックリスト(地域連携薬局 ) 

このチェックリストに基づいて、資料を用意しておきます。チェックは1時間ほどで終わりましたが、きちんとできていれば何も怖いものではありません。薬局恵比寿ファーマシーは100点満点と言われました。
ちょうど5月に地域包括ケアシステム継続研修(CP研究会第3回)も済ませておいて良かったと思います。それから地域連携薬局の掲示として、外の掲示には、JACP販売の薬局の見える化貼付ステッカーを貼り、中の掲示物としては大阪ファルマプランの掲示物を参考にして作ったものを掲示していました。
皆さんにも大阪ファルマプランから掲載の許可を得ました掲示物をお示しします。
薬局の業務に応じて作られるとよいでしょう。

大阪ファルマプラン作成の地域連携薬局の掲示物